諏訪ジャーニー(小口正史)

「諏訪の可能性を実現する」をテーマに2017年5月から諏訪地域で活動中。宿泊、観光、飲食、サイクルツーリズム、婚活、開業支援、取材・記事作成などをしています。

地元を好きにさせる大作戦

「どうしたら地元に若者が増えるのか。」

課題としている自治体は多いのではないか。

 

めちゃくちゃ面白い同窓会をすることを提案します。

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さきに言うけどかなり文が長くなった。

 

短期的に若者が増えるには

・地域外出身の人が移住するか

・地域内出身の人がUターンするか

しかない。

 

どっちのほうが可能性高いかって、

Uターンでしょ。

 

都会でランダムにセレクトした東京出身のAさんと

都会でランダムにセレクトした地元出身のBさん

どっちが地元に来る可能性高いかって、

一目瞭然。

 

ということで、Uターン推進に力をいれよう。

 

まず、Uターンしない理由

1.地元に魅力を感じない(諦め型)

2.地元外にやりたいことがある(夢追い型)

3.地域外にいなきゃいけやい(仕方ない型)

→結婚や仕事の事情や諸々

4.その他

 

2.3.は少し時間がかかるし、本人のためにほっといてあげよう。

1.諦め型は消去法で他の土地を選んでいることが多く、地元に戻りたいと思ったら、帰る可能性が高い。

 

じゃあなぜ地元に魅力を感じないのか。

a.地元を知らない 

b.知った上で魅力を感じない

 

いましたよターゲット!

諦め型で、まだ地元をよく知らない人。

 

多くは、高校生までの狭いコミュニティで育ってから外に出るので、地元のこと知らないのに、イメージが先行して魅力を感じていない。

あるいは、地域外にいるときに起こった地元の変化を知らない。

 

(とはいえ郷土愛が強いのが長野県民)

 

帰省しても行くところはいつも一緒。

そしたら地元を知る機会もなく、

変化にも気付きようがない。

 

なので、とにかく知ってもらうために、一回呼ぼう。

 

そう、だから同窓会を開こう。

 

同窓会の企画を地元を知る機会にしちゃえばいい。

 

ということで、下諏訪町で同窓会を開催した。

(まずは自分の同級生から)

 

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みんなには「下諏訪南小・下中同窓会」とか言って、

 

実は『友達の繋がりを再確認しつつ、下諏訪のおしゃれな店を巡って、「うわー、下諏訪にもこんなおしゃれな店があっんだー」と、新たな発見をしてもらい、さらに観光客と交流する機会を創ることで、「下諏訪ってもしかして面白いんじゃね?」と地元の魅力を発見させちゃう同窓会!』

 

1件目は先ほどからの写真の「エリックスキッチン」

 

移住したカナダ人のエリック夫妻がオーナーのおしゃれカフェ。

 

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おしゃれな美味しい料理と共に、思い出を語り合う。

 

2件目は「カフェ タック」

信州そば粉のガレットがめちゃうまいカジュアルフレンチ

 

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アルコールを入れつつ、みんなの気持ちを聞くタイム

 

3件目は「マスヤゲストハウス」のバー

3年前にオープンした大人気のゲストハウス

 

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 観光客もたくさんいるため自然に話が進みます。

 

この時点でお役御免。私はさきに寝てしまいました。

 

まずは参加者が楽しい時間を過ごすこと、

そして少しでも多く新しい発見をしてもらうこと。

 

「下諏訪に帰ろうかなぁ」

「おしゃれな店ができてて嬉しい!帰ってきたらよまた行こう!」

「マスヤって楽しいね」

 

など、いい感じでした。

 

何度もシミュレーションして、準備に時間かけて、過去の記憶を遡って面白い話を用意して、みんなが話す場をつくって…

大変です。

 

それがいつ繋がるかはわからないし、

結果は出てない。

 

でも確かな手応えがある。

 

また夏に企画予定。

 

そして、大学生の就活生向け同窓会も密かに企画中。