イベント②価値って何?
前に書いた、下諏訪パブリックハウス。
今回の利き酒イベントの価値が高いことがわかったエピソードがある。
8種類+利き酒1種類の提供が終わったあと、少しお酒が余ったので、
「追加で注文したい人は1杯200円で販売しますよー!」と言ったら
「えー!高いー!!」と参加者のみんなから総スカン
待て待てみんな、2,000円で8種類9杯のお酒を飲んでいるのだよ?
1杯あたり200円を超えているのだよ?
そう、イベント参加において、みんなはお酒を何杯飲んでいくらという金勘定ではなく、そのイベントが楽しそうかどうかで参加を判断し、結果楽しいかどうかで価値を判断しているのだ。
当たり前と思うかもしれないけど、この発見は大きな気づき。
同じ費用で価値を上げれば上げるほど、参加者は満足し、値段を上げられれば、寄付額が増える。
高付加価値、高単価のイベントをするには、コストを上げる(例えば高級な酒を揃える)ことだと思ってたけど、それは違った。
参加者が何に期待し、何を価値として捉えるか、それを突き詰めなければいけない。
そうしないと、1杯200円の日本酒は高く感じる。
なので、追加の注文は1杯100円にしました。